起業を思い立ったらすべきこととは?①

起業する理由をきちんと整理する。

この仕事をしていると、少なからず『あの店ですらあれだけ儲けているのだから、俺が同じような店をやったらもっと儲かると思うんです!』とか『人の下で働くのがイヤになったので起業したいんです。』といった理由で相談に来られる方に遭遇します。

別に、こういった理由で起業するのが悪いというわけではないのですが、こういった方のビジネスは軌道に乗ることなく消え去っていくことが多い気がします。(というか、起業にすらたどり着けないことも多いです。)

理由は『綿密かつ実現可能な事業計画が伴っておらず、到達すべき目標がないから』です。

例えば、『あの店ですらあれだけ儲けているのだから、俺が同じような店をやったらもっと儲かると思うんです!』という方の場合、自分の成功を信じて疑っていませんから、事業計画は杜撰で、しかも超楽観的な売上予測をしていることがほとんどです。もちろん、超楽観的な売上予測が当たるはずもなく、すぐに資金繰りが悪化し1~2年ほどで消え去っていきます。。。

また『人の下で働くのがイヤになったので起業したいんです。』という方の場合、“起業すること”が目標・目的になっているので、起業した時点でゴールに到達してしまっています。あとは、消え去るのを待つばかりです。。。

 

あなたには、明確かつ持続可能な起業する理由はありますか?

高尚な理由である必要はありませんが、改めて考えてみてはいかがでしょうか??