起業を思い立ったらすべきこととは?②

経営に関する本を10冊読む。

福井県内最年少行政書士の若山です。(2017年11月現在)

私が県内最年少行政書士ということもあって、私に相談にいらっしゃる方は20後半~40代前半の方が多いです。

そして、ほとんど毎回思うのが『この人……経営の勉強をしてなさすぎ!』です。

例えば、飲食店の開業を相談しに来る方の場合、料理の作り方や接客の仕方は勉強・修行をしてきているので、お店を回すことはできます。

ただ、それは“お客さんが来れば”の話で、肝心の“どうやったらお客さんが来るか?”の視点が抜けていることが多々あります。

そこで私は、相談者さんに対して、最寄り駅の駅前にある飲食店を駅に近い順から5件思い出せるか?という質問をします。

今までにこの質問に対して、正確に答えられた方は一人もいません。

一生懸命思い出そうとしても思い出せないのですから、相談者さんがお店を出したところで、そのお店も誰にも思い出してもらえないお店=来店してもらえないお店になることは目に見えています。

そこで、マーケティングなどの経営に関する知識が必要になるわけですが、これを持っている人が少なすぎる!勉強してなさすぎる!

そこで、最低でもお店を出す前に経営に関する本を10冊は読むことを強くオススメしています。

結構めんどくさいかもしれませんが、勉強不足のせいでお店の経営が行き詰ってしまう方がよっぽどめんどくさいですよ。